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“栗山マジック”吉か凶か 日本ハム 最終決戦に“封印も解除” 大谷リアル二刀流&翌日打者起用

夕刊フジ 9月21日(水)16時56分配信

 パ・リーグ2位の日本ハムは、21日から首位・ソフトバンクとの天王山2連戦(ヤフオクドーム)に臨む。連勝すれば優勝マジック「6」、1勝1分けでも「7」が点灯。逆に1敗すればライバルに「8」が再点灯する。優勝の行方を決める最終決戦だ。

 「みなさんが楽しんでもらえるような展開になった。2つ取って必ず優勝したい」

 栗山英樹監督(55)は気合をみなぎらせた。21日は“二刀流”大谷を先発に立てるだけでなく、DHを使わず打席に立たせる“リアル二刀流”で臨む。さらに22日は、これまで右腕の疲労回復を優先するため封印してきた“登板翌日の打者起用”を解禁。主砲・大谷を投入して必勝を期す構えだ。

 今季の栗山監督は、7月3日・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で大谷を「1番・投手」で起用し、先頭打者アーチ&8回無失点の大活躍に結実させた。また、当初は守護神を務めていた増井が苦戦していたことで先発に配転。その右腕をローテーションの柱として確立させた。

 さらに抑えのマーティンが左足の捻挫で6日に戦線離脱すると、先発左腕・吉川を代役に抜擢。立て続けに“栗山マジック”を披露してきた。

 今回の2連戦は絶対に負けられないだけに、再び“マジック”を繰り出すことが予想されるが、ここにきてチーム関係者は不安を隠しきれない。

 「抑えの吉川がよくないからね。接戦になると厳しくなるんじゃないか」

 吉川はここまで救援で6試合に登板し、防御率5・06。18日・ロッテ戦(札幌ドーム)で3セーブ目をあげたが、3安打を浴びて1失点。19日の同カードでも1安打3四死球で1点を失い、試合を締めることができず降板を命じられているだけに、不安が残る。

 栗山監督は「選手たちを信じるしかない」と左腕の再配転を否定しているが、前出関係者は「吉川の抑えは、ちょっと分が悪すぎる」と首をかしげる。

 22日の先発が予定されている有原も6連敗中で不調のまっただ中にある。大谷の右肩とバットにかかる重圧は、大きくなりそうだ。

最終更新:9月21日(水)17時21分

夕刊フジ