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カキ殻せっけん、高校生が商品化目指す 相生

神戸新聞NEXT 9月21日(水)11時0分配信

 兵庫県相生市特産カキの殻を再利用しようと、相生産業高校商業科(同市千尋町)の生徒が、カキ殻の粉を混ぜたせっけんを作った。最大限に細かく砕いた殻の粉が皮膚の汚れを落とす役目を果たすという。オリーブオイルやツバキ油との組み合わせの研究を進めており、商品化を目指す。

 同校商業科3年の選択授業「商品開発」の一環。昨年度の授業では、カキ殻を使ったチョークの開発に取り組んだ。

 本年度、授業を選択した生徒たちも引き続き、カキ殻を使った商品開発を開始。アイデアを出し合い、殻を原料に加えるせっけんを思い付いた。

 週2回の授業で研究を繰り返したが、うまく固まらない上、思うように泡立たずに難航。原料となる油の量や種類の試行錯誤を重ね、9月に試作品を完成させた。オリーブオイルやツバキ油を入れ、泡立ちと使用後のしっとり感にたどり着いたという。

 今後、保護者らに試作品を使ってもらいアンケートを実施し、商品化に向けて改良を加える。

 開発に取り組む男子生徒(18)は「さらに工夫を重ね、使いやすいせっけんを目指したい」と話していた。(杉山雅崇)

最終更新:9月21日(水)11時13分

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