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富士登山 夏以外は計画書 北麓7市町村連絡会議で山梨県に要望

産経新聞 9月21日(水)7時55分配信

 県と富士北麓7市町村などによる「富士山世界遺産保存整備に関する連絡会議」(会長・後藤斎知事)が20日、富士吉田市で開かれた。

 地元側が後藤知事に要望書を提出。夏の開山期間(7月1日~9月10日)以外について、登山計画書提出の義務化や道路法による登山規制を求めた。

 要望書では、「安易で軽易な登山の抑止」「迅速で安全な救助」のため、静岡県との連携や地元との協議など早急な検討を求めた。

 富士山では閉山後の山岳遭難が相次いでおり、対応が喫緊の課題となっている。後藤知事は「富士山における適正利用推進協議会で真摯(しんし)に対応したい」と述べた。

 会議では富士吉田市の堀内茂市長が7月10日~8月31日の53日間となっている富士スバルラインの「マイカー規制」を閉山日の9月10日まで延長することを提案した。

 今年は9月に入り、休日など5日間に5合目駐車場前で大渋滞が発生した。県道路整備課によると、3日は最長400メートル、10日は終日、最長500メートルの渋滞となった。

 堀内市長は「環境への悪影響も考えられる」と指摘し、県担当者は「マイカー規制を検討する委員会に諮り、合意されれば延長もありうる」と回答をした。

最終更新:9月21日(水)7時55分

産経新聞