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商店街の“カバ”ベンチ支え15年 明石

神戸新聞NEXT 9月21日(水)11時0分配信

 JR明石駅(兵庫県明石市)から南東へ出て、どこか懐かしい雰囲気が残る「明石銀座商店街」を歩く。ポケットの携帯電話を確認しようとベンチに腰掛けた時、思わず笑みがこぼれた。体長70センチほどのカバが、口を大きく開けてベンチの片側を支えてくれていた。

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 向かいのカメラ店「谷上カメラ」(同市鍛治屋町)の谷上満夫社長(82)=神戸市西区=が趣味で15年ほど前に自作した石像だ。「愛らしい姿が子どもらに喜ばれています」と目を細める。

 雨にも負けず、風にも負けず、いつも黙って重さに耐える。まさに縁の下の“ちカバ”持ち-といったところか。(奥平裕佑)

最終更新:9月21日(水)11時14分

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