ここから本文です

【フィリピン】米ベンチュラフーズ、ア太平洋で販売強化

NNA 9月21日(水)8時30分配信

 米食品メーカーのベンチュラフーズが、アジア太平洋地域での販売を強化している。フィリピンの総合化学メーカー、D&Lインダストリーズの完全子会社オレオ・ファッツ(OFI)との提携で、約1年前に現地生産を開始。ファストフード店など外食店向けを中心に販路を広げ、同国からの輸出も拡大していく。地元紙ビジネスミラーが伝えた。
 ベンチュラフーズのヤン・カーボーン国際部門担当社長は、OFIとの提携ではフィリピン国内向けだけでなく、東南アジアや北アジア、中国、オーストラリア、ニュージーランドへの輸出品も生産すると説明。食用油、マヨネーズ、ソース、ドレッシングなどを生産しており、既にアジア太平洋地域内の大口顧客15社以上へ供給していると明らかにした。
 ベンチュラフーズは、2015年9月にOFIと製造契約を締結。マニラ首都圏ケソン市にあるOFIの工場で委託生産している。カーボーン氏によると、フィリピンは東南アジアだけでなく、北アジアなどにも製品を供給しやすい戦略的な位置にあるため、現地生産を決めた。
 ベンチュラフーズには、三井物産が45%出資する。米国では、サラダ油やマーガリンで大きなシェアを持つ。外食産業向けでは、自社のテストキッチンで顧客別に商品を開発することを強みにしている。今年に入り、カナダのウイングス・フーズ、穀物メジャーの米カーギルからそれぞれの調味料事業を買収するなど事業を拡大している。

最終更新:9月21日(水)8時30分

NNA