ここから本文です

欧州市場サマリー(20日)

ロイター 9月21日(水)4時46分配信

[20日 ロイター] - <為替> ドル指数が小幅高。円相場は1ドル=101円台後半で推移した。日米の金融政策決定を控え警戒感が根強い。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。高級品ブランドのバーバリー<BRBY.L>からスーパー国内最大手テスコ<TSCO.L>まで個人消費関連の銘柄が買われて全体水準を押し上げた。

バーバリーは3.6%値上がりし、FT100種で最も大きく上昇した。CMCマーケッツのアナリスト、ジャスパー・ロウラー氏は、ロンドン・ファッション・ウィークの「see now,buy now(見てすぐ買う)」コレクションが、投資家らに好感を持って受け入れているようだと話す。

テスコは0.9%上昇した。市場調査会社カンター・ワールドパネルが発表した国内スーパー大手の過去12週間の売上高で、テスコは2年超ぶりの高い水準を記録した。売り上げが減少したセインズベリー<SBRY.L>とWMモリソン<MRW.L>はともに値下がりした。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)と日銀がそれぞれ金融政策を発表するのを前に、投資家は慎重な姿勢を保っている。

イタリアの主要株価FTSE・MIB指数<.FTMIB>は1.17%低下し、欧州の主要指数で最も軟調だった。イタリアのレンツィ首相が進める憲法改正に関する国民投票を前に、先行き不透明感が高まっていることが売り材料となった。

経営難に陥っているイタリアの銀行大手、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)<BMPS.MI>は6.4%安。MIB指数で最も振るわなかった。救済計画の実現可能性が不安視された。一方、オンラインブックメーカーのGVC<GVC.L>は6.6%高。カナコードとインベステックによる投資判断引き上げが好感された。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 期間長めの債券利回りが低下した。日銀が21日公表する金融政策決定は、日本の投資家に欧米長期債へのシフトを促す内容になるとの観測が支援した。日銀は金融政策の軸足をマイナス金利に移すとともに、利回りカーブをスティープ化させる措置を打ち出すと見込まれている。

独30年債<DE30YT=TWEB>利回りは7ベーシスポイント(bp)低下の0.57%。オランダ、フィンランド、フランス、スペインの30年債でも同様の動きが見られた。他のユーロ圏国債利回りも総じて低下。独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは3bp低下のマイナス0.016%と、再びマイナス圏に戻った。

ポルトガル国債はアウトパフォーム。10年債<PT10YT=TWEB>利回りは6bp低下の3.33%をつけた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がポルトガルの信用格付けを「BBプラス」に維持したことを好感し、前日も10bp低下していた。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

最終更新:9月21日(水)4時49分

ロイター