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〔東京外為〕ドル、101円台後半=日銀会合控え様子見(21日午前9時)

時事通信 9月21日(水)9時30分配信

 21日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日銀の金融政策発表を控えて様子見ムードが強く、1ドル=101円台後半で小動きとなった。午前9時現在、101円60~62銭と前日(午後5時、101円68~69銭)08銭の小幅ドル安・円高。
 前日の海外市場では、欧州時間は英国などの株高を眺めて買い戻され、102円に接近。米国時間の序盤は、市場予想を下回る米住宅着工件数が弱材料となり、101円60銭台に緩んだ。その後は米金利の持ち直しにより101円80銭台へ水準を切り上げるも、終盤は101円70銭台に軟化。日銀会合を前に動意が乏しく、狭いレンジでの取引に終始した。東京時間の早朝はイベント前の調整売りにやや押され、101円50~60銭台で弱含んでいる。
 日銀は決定会合で「総括的検証」をとりまとめる。これまでの金融政策運営を分析し、2%の物価目標の達成に向けた新たな枠組みを示す見通し。市場では総括的検証を行った上で、追加緩和を実施するとの見方がやや多いが、一方で「今回は緩和カードを温存する」(大手邦銀)との声もあり、市場の見方は分かれている。同会合への注目度は高く、「ドル円は結果を受けて、上下に大きく振れる」(FX会社)と予想される。
 ユーロは対円、対ドルで下落。「ドイツ銀の経営不安や欧米の金融政策の方向性の違いから、積極的に買いを入れる地合いにない」(外為仲介業者)とされ、戻りが鈍い。午前9時現在、1ユーロ=113円33~35銭(前日午後5時、113円91~92銭)、対ドルでは1.1153~1153ドル(同1.1202~1202ドル)。

最終更新:9月21日(水)11時27分

時事通信

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