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初紅白への期待も…宇多田ヒカルに「人間活動6年」の代償

日刊ゲンダイDIGITAL 9月21日(水)9時26分配信

 宇多田ヒカル(33)が19日、「ミュージックステーション ウルトラFES 30th」(テレビ朝日系)に出演。今年4月に約6年ぶりに音楽活動を再開してから初のテレビ出演ということで注目を集めたが、久々の表舞台は“人間活動”に専念していたブランクをいや応なく感じさせる内容だった。

 司会のタモリとのトークでは活動休止した理由について「こういう世界からとにかく離れたくて。いったんリセットしたいなと」と当時の心境を吐露。さらに「15歳からお仕事して遊んだ記憶がなかった」という宇多田は現在はロンドン在住で、「6年間、ほぼ歌ってなかった。水道代や電気代の払い方とか自分でやったり。年下の友達もできて青春っぽいものも経験したり」と“リア充”ライフも告白した。

 芸能界の汚濁からすっかり“漂白”されたその表情は、隣の会社にもいそうな30代女性そのもので、かつてのオーラは消滅。宇多田の後にスタジオで歌唱した浜崎あゆみ(37)とは良くも悪くも対照的だった。

 宇多田は2010年8月に「人間活動に専念する」という理由で音楽活動を休止。14年5月にイタリア人バーテンダーと結婚して翌15年7月に男児を出産。今年4月から始まったNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」を担当して活動再開していた。

「宇多田が日本不在の間もJポップは世代交代が進んでいて、若い世代にとって宇多田は現役感に乏しい。今月28日に8年ぶりの新アルバム『Fantome』が発売になりますが、宇多田自身にかつてのような爆発的人気はなく、セールスの見通しは厳しいでしょう」(レコード会社関係者)

 母藤圭子の死(13年8月22日)から3年の月日が経つが、このままロンドンと日本を往復しながらの出稼ぎ生活なのか、それとも大々的な復活劇はあるのか。大晦日のNHK紅白初出場も期待されているだけに、ファンはこのまま宇多田が“フツーのおばさん”になることは望んでいないはずだが。

最終更新:9月21日(水)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL