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好調高安 勝負魂 相手が横綱であろうと関係ない 台風の目・隠岐の海下す

夕刊フジ 9月21日(水)16時56分配信

 勝負の世界に生きる者は、したたかであらねばならない。見た目はおっとりしているが高安(26)も、その点では人後に落ちない。何しろ横綱にさえ平然と張り手を見舞うのだから。

 平成25年名古屋場所3日目のこと。日馬富士の顔を右から思いきり張って出足を止め、上手ひねりで破って金星をあげると、澄ました顔でこういった。

 「横綱には、畳の上では敬意を払わなければいけません。でも土俵の上では上も下もないと思っていますから。間髪を入れずに攻めることができてよかった」

 この勝負に対するこだわりが、最近の目覚ましい活躍の秘密といえる。綱取りに挑んでいる兄弟子・稀勢の里との相乗効果で先場所は11勝をあげ、今場所は関脇に駆け上がった。ここでまた2ケタの勝ち星をあげると、来場所は大関取りが見えてくる。

 場所前、大関に対する思いを聞かれると、表情を変えずに次のように話した。

 「手の届く位置だと思います」

 やる気は十分。この日も前半に2横綱3大関を食って大旋風を巻き起こした隠岐の海に、右上手が取れず不十分な態勢だったが、少しもあわてず寄り切った。

 これで8勝目。勝って当然という顔で支度部屋へ引き揚げてくると「夏巡業で稽古してきたので、相撲が重くなっている。だから落ち着いて攻めることができます。明日の相手は横綱(日馬富士)? もちろん、勝つ気でいきますよ」と胸を張った。

 綱取りを狙う稀勢の里にとっては何とも心強い援軍だ。いやいや、この弟弟子は自分が主役に躍り出るつもりでいる。 (大見信昭)

最終更新:9月21日(水)17時16分

夕刊フジ

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