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福山雅治も仰天 週刊誌デスクが明かす最新パパラッチ事情

日刊ゲンダイDIGITAL 9月21日(水)9時26分配信

 キャスティングの妙とはこのことである。

 “芸能界で最も撮られない男”の異名を持つ福山雅治(47)が、中年パパラッチ役に扮した主演映画「SCOOP!」(10月1日公開、東宝系)。劇中で「俺たちがやってることはゴキブリ以下、ドブネズミ以下なんだよ」と吐き捨てるセリフが物語るように、かつては報道の第一線で活躍していた凄腕カメラマンから一転、芸能スキャンダル専門のパパラッチに成り下がった男を熱演。昨年11月にキャスティングが発表されてから注目を集めてきた一本だ。

 撮影に先立ち、リアリティーを重視する大根仁監督は、実際に写真週刊誌2誌「FRIDAY」と「FLASH」の張り込み班の尾行取材に同行。その際に撮影したというパパラッチの“虎の巻DVD”を見た福山は、「僕も職業柄、尾行されることがあるんですが、その資料を見ると、分かりづらく追いかけたりする緻密さがある一方で、大胆に接近したりもしていて、非常に興味深かったですね」と舌を巻いていた。

 副編集長役で名を連ねた吉田羊もその映像にはビビったようで、「こういうふうに後をつけるのかとしみじみ。こんな手の内を見せて大丈夫なのっていうDVDの内容だったので、戦慄が走りました」。日頃、追われる立場の人気役者2人が感心しきりとは、福山と新人記者(二階堂ふみ)がタッグを組み、不眠不休で夜の繁華街をパトロールする様子や犯罪すれすれの“盗撮テク”の数々もナットクである。だが、何事も日々進化するのがこの世の常。実際の現場では福山や吉田も仰天するこんなテクニックが投じられているという。

■ジャニーズがターゲットの場合

 某週刊誌デスクが匿名を条件に「吉田羊さんがこんなに手の内をさらして大丈夫なのか心配してましたが、もちろん、どこの週刊誌もお見せできるものしか見せていないはずですよ」と、業界の最新パパラッチ事情についてこう明かす。

「人間は必ず油断する。ガチで狙われたら芸能人は逃げられないと思ったほうがいい。もちろん、マンションに不法侵入したりゴミや郵便物をあさったりとか法に触れる行為はやりませんが、法に触れなければどんなに顰蹙を買う行為でもやる。見習いの新人記者ならともかく、某誌には元探偵の記者もいますし、本気の尾行を巻くのは難しいでしょうね。張り込みもいかにも記者やカメラマン風のヤツはいません。少しだけ手の内を明かすと、ジャニーズとか若い世代がターゲットなら担当記者も金髪のギャルと短パンの若者コンビとか、その場にいても違和感のない人間が実は……というケースが多いとだけ言っておきましょう」

 別の週刊誌カメラマンはこう言う。

「隠し撮りの技法は日進月歩。以前はカバンやたばこにカメラを仕込んだりしていましたが、今は意外にもスマホですよ。木の葉を隠すなら森の中というわけで、スマホが現場で一番違和感がない。そして本人を直撃する時はスチルカメラではなく、ムービー。画質が飛躍的に向上しているから動画を切り取っても誌面で使えるし、そのまま動画をネット配信することもできるからです。ドローンの活用はもう数年前から編集会議の議題になってましたね。ホントに使ってるか? それは言えません(笑い)」

 もちろん、ここで明かされた手法はホンの一部。各週刊誌にはそれぞれ門外不出の“お家芸”ともいえる取材方法があるというから、スネに傷ありの芸能人が聞いたら生きた心地がしないだろう。だが、それでも、「一番、多いのはライバルや事務所関係者から編集部へのタレコミです。たまに明らかに本人からの連絡もある(笑い)」(某誌副編集長)というから持ちつ持たれつの一面も。

 芸能人サンはご注意を!

最終更新:9月21日(水)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL