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【英国】小売店舗の新設数、上半期は15%減少

NNA 9/21(水) 9:00配信

 英国内の小売店の店舗新設数が上半期(1~6月)に2万804店舗となり、昨年下半期に比べて15%と大きく減少したことがわかった。調査会社ローカル・データ・カンパニー(LDC)が発表した最新調査を元に、BBC電子版などが20日伝えた。
 LDCは約2,700の市町村で訪問調査を実施。これによると、例年は1~2月に店舗の新設数が増えるが今年は低調だった。LDCは世界的な経済の低迷が経営者の心理に影響を与えているとみている。
 一方、店舗閉鎖数は2万2,801店舗と前期比5%減ったものの、新設数が大きく落ち込んだため、閉鎖数が1,997店舗上回った。昨年下半期は新設数が閉鎖数より335店舗多かった。
 空き店舗率は、店舗の撤去や他用途への転換のため上半期を通じて低下していたが、6月に11.2%まで上昇している。これが一時的なものか上昇傾向に転じたものかは、今後数カ月で明らかになるという。空き店舗率は2011年に12.4%に達したが、その後は徐々に低下していた。
 LDCのホプキンソン氏は、「ポンド安によるコスト上昇や競争の激化、店舗数の供給過剰のため、小売業者の経営破綻が増える可能性がある」と指摘し、適者生存の状況になると予想している。

最終更新:9/21(水) 9:00

NNA