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朱雀・白虎に最接近 奈良「キトラ古墳壁画体験館」

朝日新聞デジタル 9月21日(水)7時58分配信

 極彩色壁画で知られる奈良県明日香村のキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)の壁画を保存・公開する施設「キトラ古墳壁画体験館 四神(しじん)の館(やかた)」が24日の正式オープンを前に、20日、報道陣に公開された。古墳に隣接した立地で、修理を終えた実物の「天文図」「朱雀(すざく)」「白虎(びゃっこ)」の壁画が保管室内に置かれ、ガラス越しに近い距離で見ることができる。

【写真】内部に入ったような体験ができる石室の原寸大模型=20日午後、奈良県明日香村、筋野健太撮影

 四神の館は、古墳の外で本格的な壁画を保存・公開する国内初の施設。延べ床面積約2500平方メートルで、地上1階に壁画保管室、地下1階に原寸大の石室の模型を設置するなど古墳の世界を感じてもらう。残る玄武(げんぶ)と青竜(せいりゅう)も年内に修理を終え、今後公開を検討する。

 壁画は1983年に見つかったが、劣化が進んだため、国内では初めて石室からはぎ取られ、村内の仮設施設で修理されてきた。

 天文図、朱雀、白虎の公開は9月24日~10月23日。事前に申し込みが必要。募集要項はホームページ(http://www.kitora-kofun.com)で確認できる。問い合わせは事務局(06・6281・3060)。(田中祐也)

朝日新聞社

最終更新:9月21日(水)7時58分

朝日新聞デジタル

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