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認知症へ理解を 姫路城オレンジ色に

神戸新聞NEXT 9月21日(水)21時11分配信

 「世界アルツハイマーデー」の21日に合わせ、世界文化遺産・国宝姫路城が、認知症のイメージカラーのオレンジ色にライトアップされた。主催団体による行進や関連イベントもあり、患者や家族ら約100人が認知症への理解と早期発見の大切さなどを訴えた。

 認知症を身近な問題として捉えてもらおうと、NPO法人姫路市介護サービス第三者評価機構が主体となり、今年4月に設立した市民組織「ひめじ おれんぢ(ひめじ認知症啓発協議会)」が初めて企画した。

 午後5時、参加者はそろいのオレンジ色のTシャツを身に着け、大手前公園(同市本町)に集合した。「認知症の人に理解を」「認知症患者が住みよい町に」と声を上げ、みゆき通り商店街を練り歩いた。

 姫路駅北にぎわい交流広場では、同市在住の歌手で薬剤師の小倉佑樹さんが歌を披露したほか、参加者が通行人にティッシュなどの啓発グッズを配布。そして午後6時半すぎ、姫路城がオレンジ色に照らされた。

 同法人理事長の田中洋三さん(63)は「認知症は物忘れや徘徊(はいかい)など生活がしにくくなる病気。地域で支える意識を高め、認知症の人が住みよい町にしたい」と話した。(三島大一郎)

最終更新:9月21日(水)21時19分

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