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【阪神】ヤクルト・バレンティンの獲得検討 6年185発の得点力評価

スポーツ報知 9月21日(水)6時7分配信

 阪神が、ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(32)獲得へ向け調査する可能性が20日、浮上した。現在、中日と同率最下位と低迷している原因の一つには得点力不足が挙げられ、一発のある助っ人は魅力的。日本球界での経験豊富な点も大きなプラスとなる。来季の巻き返しに向けポイントゲッターの獲得は急務。今後のヤクルトとの交渉を注視していく構えだ。

【写真】大振りしたバレンティンのバットがキャッチャーの頭にヒット

 来季の巻き返しへ向け、阪神が経験豊富な助っ人の調査に乗り出す可能性が浮上した。今季ここまで484得点、85本塁打はともにリーグワースト。ある球団幹部は「足りないところはたくさんあります」と、オフの大型補強についても示唆しており、チームが抱える弱点の克服へ向け、早くも動き出した。

 バレンティンには、以前から熱視線を送っていた。2011年からヤクルトでプレー。12年オフに契約が切れる際にも獲得に向けた調査を行うなど、これまでも興味を示してきた。13年にはプロ野球記録となる60本塁打を記録。相次ぐ故障により1本塁打に終わった昨季を除き、毎年30本塁打以上をマークしている。6年間で通算185発のパワーは大きな魅力だ。今季も打率2割7分7厘、31本塁打、96打点の成績を残しており、まだまだ力はありそうだ。

 また、日本で成績を残している外国人選手はある程度計算できることから、「そういう選手(日本球界経験者)も候補には入ってくる」と球団関係者は認めた。実際に昨年も中日を退団したエクトル・ルナ内野手(36)の獲得を検討した。結局、見送りとなったが、獲得したマット・ヘイグ内野手(31)はシーズン途中から2軍暮らしですでに帰国。対照的にルナは今季、63試合の出場ながら打率2割8分5厘、5本塁打、34打点で、広島の優勝に貢献した。日本の野球に順応しやすいという点で、NPB経験者について再考する余地はある。

 ただし、バレンティンは打撃力が魅力の反面、故障がちという難点もある。広い甲子園で外野を守れるかなど課題も多く、足の状態などを慎重に見極める必要がある。いずれにせよ今後のヤクルトとの交渉の結果次第だが、もし退団となれば、阪神が獲得に向け動く可能性はある。

最終更新:9月21日(水)10時50分

スポーツ報知

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