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【インタビュー】ラウド/ファスト/ヘヴィネスの構築美に輝くメリディアン

BARKS 9/25(日) 12:33配信

デンマークの逸材メリディアンが日本デビューを果たす。ラウド/ファスト/ヘヴィネスの構築美に輝く、メロディック・メタル・バンドだ。

◆メリディアン画像

2枚のEPをリリース後、2013年12月に『Metallurgy』でデビューを果たしたMERIDIANは、グッド・オールド・ファッションなメタル・スタイルを貫きながら、メロディにフォーカスし、ハーモニー奏でるギターとクリーンかつ輝くヴォーカルでモダンなアプローチを見せる現在進行形のバンドだ。

2005年、クラウスとピーターがオールド・スクール80'sヘヴィ・メタルへの憧憬からバンドを始動させた。当初のトリオ編成から5人編成となった彼らは、バンド名をメリディアンと命名し、2007年にデビューEP「All The World's A Cage」を発売した。自身のスタジオ建設に着手しながら、時を同じくして敬愛するACCEPTのカヴァー・バンドLONDON LEATHERBOYSを結成しライヴ活動を並行していたようだ。

2009年には新スタジオで制作した5曲入EP「Inside The Machine」を発表し、そのままデビュー・アルバム制作に突入、2011年4月に音源を完成させるも、納得できる領域まで到達していないという判断を自ら下してマテリアルを却下するというエピソードがある。その後、新ギタリストにマーティンを迎え、マスタリングにヤコブ・ハンセンを起用したデビュー作『Metallurgy』が2013年にリリースされ、ヨーロッパのメタル・シーンにて好意的に受け入れられメディアからも好評価を得ることとなった。

ヨーロッパ・サーキット終了後の2015年10月、新しいギタリストにマルコを迎えたメリディアンは、セカンド・アルバムのレコーディングへと突入、今回のプロデュースとミックスにヤコブ・ハンセンを起用し、さらにメロディに焦点を絞ったキラー・サウンドを生み出した。それが7月28日発売のニュー・アルバム『Breaking The Surface』である。

──ようやく2ndアルバム『Breaking The Surface』が完成しました。今のお気持ちは?

Klaus Agerbo(Dr):日本でも初めてリリースになると聞いて誇りに思っているよ。日本のメタル・ファンが気に入ってくれることを願うばかりだ。

──レコーディングはいかがでしたか?仕上がりには満足していますか?

Klaus Agerbo:メタル・シーンでは著名なプロデューサーであるヤコブ・ハンセンと仕事をすることができて光栄だよ。でも正直に言うとレコーディング前は少し怖かった。だって彼は偉大なアルバムを多く手掛けているし、いかついイメージがあったからね。でも実際会ってみるととても温厚な人だったし、リラックスできる人柄だったから作業もスムースに進むことができた。ドラムは2日間で録り終えたし、ギターもベースもあっという間に終了した。演奏は計4日間でフィニッシュした。でも歌の録音を3曲分終了した時点で、他のメジャー・レーベル・バンドとのレコーディング予定がブッキングされていたからここで一旦作業はストップ。ヤコブはそっちの作業へと向かった。それで2016年の2月まで待つことになったんだ。作業が再開すると完成まであっという間だったよ。いい仕上がりになったと思っている。

──曲作りはどのように進めるのですか?

Klaus Agerbo:通常はギター・リフから作る。それから曲とテンポを決め、メロディだね。これで95%は完成になる。それからバンドでセッションをしながら最終形へと持っていく。ヴォーカルと歌詞は一番最後になる。ラーズとピーターとオレで歌詞を書いているけど、まだまだアイディア不足だね(笑)。よりぐっとくる叙情的な歌詞を書きたいよ。

──オススメの曲はを挙げるとすると?

Klaus Agerbo:3曲目の「City Of Holy War」だね。メロディックだし深いしダークな雰囲気がいい。これまでの中ではパーフェクトに近い出来栄えだと思っているんだ。

──アルバムのセールス・ポイントは?

Klaus Agerbo:デビュー・アルバムよりさらにメロディにこだわったアルバムだから気に入ってもらえると思う。サウンドも飛躍的に良くなっているから、さらにいいレビューをもらえると期待しているよ。とにかく強靭になった。

──プロデューサーであるヤコブ・ハンセンの印象は?

Klaus Agerbo:彼はヨーロッパのメタル・コミュニティーでは超有名な人物だよ。80年代のスラッシュには欠かせない人物だったし、シンガーとソングライターもこなす才能ある音楽人なんだ。最近ではVOLBEAT, EVERGREY, AMARANTHE, DIZZY MIZZ LIZZYをはじめとするバンドのプロデュースを手掛けて素晴しいアルバムを次々に送り出しているし、人間的にも尊敬に値する人だ。ナイスだし面白いしね。そんな彼と一緒に仕事ができるなんてこんな光栄なことはないよ。

──あなたの影響を受けたバンド/アーティストはどういう人達ですか?

Klaus Agerbo:俺はずっとミュージック・ラヴァーなんだ。いいと思うものはジャンル関係なく聴くよ。でもほとんどがメタルだけど(笑)。最初はピンク・フロイド、AC/DC、アクセプト、アイアン・メイデンにやられた。それからはメタリカだね。『Master Of Puppets』は今でも愛聴盤だし、多大な影響を与えてくれた。それからは1980年代のスラッシュ・シーンにはまり、アンスラックス、スレイヤー、テスタメント、エグゾダス、メガデスが好きだった。ドリーム・シアター、クイーンズライクなんかも好き。ドラマーはフィル・ラッド、ラーズ・ウルリッヒ、ステファン・カウフマン、マイク・ポートノイ等が好きだし、テクニック的にも影響を受けたドラマーたちだ。

──あなたの人生において欠かす事のできない5枚のアルバムを挙げるとすれば?

Klaus Agerbo:1.PINK FLOYD『The Wall』。色褪せる事のないタイムレスなアルバムさ。2.IRON MAIDEN『Live After Death』は最高のライヴ・アルバム。3.AC/DC『Highway To Hell』が初めて買ったLPで、今でもファンタスティック。全てが最高。4.METALLICA『Master Of Puppets』は、オレの中でトップ。ベストなアルバム。そして5.QUEENSRYCHE『Operation Mindcrime』は、最高のコンセプト・アルバム。これを超えるコンセプトものは未だ聴いたことがない。今聴いても飽きることがない作品だね。

──では最後に、日本のロック/メタル・ファンへメッセージをお願いします。

Klaus Agerbo:日本には多くのロック、メタル・ファンがいると聞いているよ。しかもアルバムの細部までよく聴き込み、ライヴではプレイを真剣に観る人が多いってね。こっちではお酒優先の人が多いからそんな日本の人のアティテュードはリスペクトする。そんなみんなの前でプレイする日を夢見て、今後も活動に専念していくよ。ありがとう。Stay safe…

メリディアン『ブレイキング・ザ・サーフェス』
2016年9月28日発売
BKMY-1034 2,222円+税
※輸入盤日本仕様
1.Rumours Of War
2.Hero Forever
3.Bricks To The Wall
4.City Of Holy War
5.Pure Celebration
6.The Bravest Face
7.Enigma Coding
8.The Meaningless Wrong

Produced by Jacob Hansen

Line-up ;
・Lars Marker - Vocals
・Martin J.Andersen - Guitars
・Marco Angioni - Guitars
・Klaus Agerbo - Drums
・Peter Bruun - Bass

最終更新:9/25(日) 12:33

BARKS

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