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マレーシア、貿易額伸び悩み 16年1~2%増の見通し 世界経済低迷響く

SankeiBiz 9月22日(木)8時15分配信

 マレーシアは貿易額が伸び悩んでいる。同国のムスタパ・モハメド貿易産業相は、2016年の輸出額と輸入額を合わせた貿易額の伸び率は、前年比1~2%にとどまるとの見方を明らかにした。世界的な経済低迷が要因と分析している。現地紙スターなどが報じた。

 同国の貿易額は、15年が前年比1.2%増の1兆4660億リンギット(約36兆343億円)、16年上期(1~6月期)が前年同期比1.3%増の7040億リンギットだった。

 16年上期の内訳は、輸出が1.2%増の3729億リンギット、輸入が1.4%増の3311億リンギットで、貿易収支は418億リンギットの黒字を確保した。上期の輸出は、全体の約8割に相当する電気・電子製品など製造業が5.6%増と好調だったものの、天然ガスや石油などの市況価格の低迷や生産減により資源関連製品が29.2%減と大きく落ち込んだ。

 ムスタパ貿易産業相は、世界需要の減退といった厳しい状況が続くものの、新たな輸出市場の開拓などに注力する姿勢を強調した。今年末までに、英ロンドン、中国・上海、豪シドニーで輸出拡大や投資誘致を図るためのプロモーション活動を実施する予定だ。

 さらに、マレーシア貿易開発公社は、地場企業に対し自社製品の輸出競争力向上に向けた講習会を開催している。上期は約46回の講習会に4600社7500人が参加した。下期は講習会を28回予定している。

 同公社によると、同国は現在、世界約200カ国・地域に輸出し、輸出額は世界23位だ。同公社のズルキフリ・マフムード最高経営責任者(CEO)は、同国の輸出額が1980年代は世界18位だったと指摘。さらなる輸出促進策を講じ、向こう2~3年で輸出額世界20位以内への復帰を目指すと意気込みを示した。(シンガポール支局)

最終更新:9月22日(木)8時15分

SankeiBiz

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