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南部徳洲会、県内初のJMIP取得 外国人患者受け入れ拠点に

琉球新報 9/21(水) 15:35配信

 南部徳洲会病院(八重瀬町、赤崎満院長)はこのほど、厚生労働省の支援事業「外国人患者受け入れ医療機関認証制度(JMIP=ジェイミップ)」の認証を県内医療機関で初めて取得した。多言語や異文化・宗教に配慮した対応に取り組み、外国人患者が安心・安全な医療サービスを受けられる環境構築を推進する。

 同制度は日本医療教育財団(東京)が運用。同病院は今年8月にJMIP認証審査会の認証通知を受けた。併せて7月には厚労省補助事業の「外国人患者受け入れ拠点病院」にも選定されており、年々増加傾向にある外国人観光客の救急時対応を通した観光産業への貢献も目指している。

 同病院は2015年12月に県内医療機関初の国際的医療機能評価機構JCI認証を受け、外国からの問い合わせ増加に対応するため16年1月に国際医療支援室を設立。これまでに診断書や掲示物などの多言語化を進め、現在は医療レベルの通訳3人(英語・中国語)を配置して、外国人患者に対応している。

 同病院で15年に対応した外国人患者は約100人で、今年は8月末までに約80人が受診したという。今後は医療レベルで韓国人にも対応できる通訳配置を進める。21日に県庁で発表会見を開いた赤崎院長は「認証取得で、いつでも誰にでも最善の医療を提供する仕組みをつくることができた。今後はニーズに確実に応えられる病院を目指したい」と意気込んだ。
【琉球新報電子版】

琉球新報社

最終更新:9/21(水) 15:35

琉球新報