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地下水位、地表面到達 第一原発港湾付近 台風で上昇

福島民報 9月21日(水)9時37分配信

 東京電力は21日未明、降雨で福島第一原発の港湾付近の地下水位が上昇し、地表面(海抜3メートル91センチ)と同等の水位まで上昇したと発表した。地下水位が地表面まで達したのは初めてで、放射性物質を含む地下水が地表面を通って港湾内に流れ出る可能性があるとしている。
 東電によると、20日午後9時55分ごろ、台風16号接近に伴う降雨の影響で地下水位が地表面に達した。東電は護岸付近の井戸「地下水ドレン」によるくみ上げを続けている。港湾付近の海水放射線モニタリングの値に大きな変動はないとしている。
 福島第一原発では20日、地下水位が過去最高値まで上昇、通常の地下水ドレンでのくみ上げでは対処できないと判断し、バキューム車4台で緊急のくみ上げ作業を実施した。

福島民報社

最終更新:9月21日(水)9時58分

福島民報