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<京都>米軍、福知山で実弾訓練計画 市民団体「中止を」

毎日新聞 9月21日(水)10時17分配信

 米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市)の軍属が陸上自衛隊福知山駐屯地(福知山市)で実弾射撃訓練を計画していることが20日、分かった。「米軍基地建設反対丹後連絡会」と「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」は同日、京丹後市の三崎政直市長に実弾射撃訓練の中止を米軍に求めるよう申し入れた。

 申し入れ書や府の説明によると、米軍経ケ岬通信所の警備を担当している軍属のシェネガ社の警備員は、これまでキャンプ富士(静岡県)で実弾射撃訓練を行ってきた。しかし、長距離のため移動時間がかかり、その間の警備が手薄になるとして、府内にある福知山駐屯地で実施したいと求めてきた。米軍の意向は防衛省近畿中部防衛局から府に連絡してきた。

 両会は「福知山駐屯地は日米地位協定に基づく日米共同使用の場ではない。さらに広大な原野の中にあるキャンプ富士とは異なり、周辺に一般の人々の住居が多数ある福知山市中心部の近郊にある」と指摘している。

 そのうえで、経ケ岬通信所の米軍人・軍属が日常的に福知山駐屯地に通って実弾射撃訓練を実施することは「福知山市だけでなく、京丹後市民の安全・安心に関わる重大な問題であり、日本全体が在日米軍に恣意的に利用されるという国家の主権に関わる事態につながる」と主張している。【塩田敏夫】

最終更新:9月21日(水)10時17分

毎日新聞