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球児、登録抹消…先発転向、抑え、中継ぎ務めた虎復帰1年目に幕

サンケイスポーツ 9月21日(水)7時0分配信

 阪神・藤川球児(36)、高橋聡文(33)両投手が20日、出場選手登録を抹消された。残り試合での登板予定がないためとみられる。藤川は4年ぶりの虎復帰だったが、5勝6敗、10ホールド、3セーブ、防御率4・60で終えた。先発転向にはじまり、抑え、中継ぎも務めた激動のシーズン。最下位争い中という悔しい形で幕を閉じた。

 予想もしていなかった位置で、シーズンを終える。チームの順位も自身のポジションも、だ。球児の虎復帰1年目は、過酷なものになった。

 甲子園室内で軽めの練習を行ったこの日、出場選手登録を抹消された。17日のDeNA戦(甲子園)での中継ぎ登板が今季最終登板になった。2点ビハインドの七回を3者三振に斬っていたが、Bクラスが確定し「ブルペン陣として責任は感じています。申し訳ないです」と頭を下げていた。

 かつての守護神が先発に転向して迎えたシーズン。開幕ローテ入りし5試合に先発したが、1勝2敗、防御率6・12と奮わず。5月中旬からは中継ぎに配置転換された。マテオが故障し抹消されると、抑えも務めた。

 キャンプから先発用にと長い距離を走り、変身させていた体をリリーフ仕様に戻すのは容易ではなかった。150キロ超の直球も取り戻し、7月こそ9試合無失点と好調だったが、要所で制球が甘くなり痛打されるシーンも。終わってみれば、5勝6敗、10ホールド、3セーブだった。

 だれもが登場曲を口ずさんだ、甲子園でのリリーフ登板では16試合連続無失点を記録。球場をひとつにする姿は健在だった。まだまだ火の玉も消えない。2年契約の2年目は、もっと燃える。来季の巻き返しに向け、21日から鳴尾浜でトレーニングをスタートさせる。

最終更新:9月21日(水)8時44分

サンケイスポーツ

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