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18、19歳投票率、全国4位 参院選51・63%、近畿トップ 奈良

産経新聞 9月21日(水)7時55分配信

 選挙権年齢が「18歳以上」となって初めての国政選挙となった7月の参院選。参院選奈良選挙区で新しく有権者となった18、19歳の投票率は51・63%で、全国平均(46・78%)を上回り、都道府県別で4位、近畿2府4県では最も高かったことが総務省のまとめで分かった。県選管は「県内の学校で進めてきた模擬投票や出前授業の施策が功を奏したのかもしれないが、はっきりとした要因は分からない」としている。

 総務省が各都道府県選管を通じて取りまとめた。都道府県別の投票率で最も高かったのは東京都で、57・84%。続いて神奈川(54・70%)、愛知(53・77%)、奈良の順だった。近畿では奈良がトップで、続いて高かったのは滋賀(50・57%)。和歌山(41・81%)が最も低かった。

 県内の18、19歳の全有権者数は2万7813人、投票者数は1万4359人だった。年齢別では「18歳」が55・51%で、「19歳」の47・67%を上回った。19歳のほうが大学や就職のため県外で暮らす割合が多く、投票に結びつかなかったとみられる。

 県内の12市別でみると、最も投票率が高かったのは生駒市で56・03%。続いて宇陀市(54・44%)、葛城市(53・64%)だった。一方、最も投票率が低かったのは天理市で、46・34%だった。

 ただ、県内市町村選管の中でも、以前から模擬投票などで積極的に18、19歳への啓発活動を推進していた橿原市では47・32%とふるわなかった。県選管は「選管の啓発が投票率にどこまでつながっているのかは、正直わからない」としている。

 近畿で最も高い投票率だったため、県には他府県から選管の取り組みなどについて質問されることもあるというが、県選管の担当者は「こちらもまだ分析ができていないので、なんとも言えない」とし、「今後も引き続き、投票率アップの施策に取り組んでいきたい」としている。

最終更新:9月21日(水)7時55分

産経新聞