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北九州で来月「司馬遼太郎展」“未来の街角”自筆原稿など展示

産経新聞 9月21日(水)7時55分配信

 北九州市は20日、同市立文学館(小倉北区)で10月、特別企画展「没後20年 司馬遼太郎展-21世紀“未来の街角”で」(産経新聞社主催)を開くと発表した。今年、開館10周年を迎える同文学館の記念事業として開催する。

 司馬さんは「竜馬が行く」「坂の上の雲」などを著した国民的作家。産経新聞の文化部時代、「梟(ふくろう)の城」で直木賞を受賞した。退職後も「街道をゆく」「この国のかたち」など数々の代表作をこの世に送り出した。その綿密な資料考証は、「司馬史観」ともいわれる。

 この国の行く末を案じていた司馬さん。展覧会では会場を司馬さんが夢想した“未来の街角”と位置づけ、自筆原稿や挿絵、関連する歴史資料から来館者が体感し、何かを考え、行動するきっかけを提案する。

 同市の北橋健治市長は記者会見で「司馬さんはロマンあふれる歴史の舞台から多くの日本人を描き出した。国民の誇りでもある。『文学の街』を目指す北九州にふさわしい企画展だ」と話した。

 市立文学館の今川英子館長も「直接のゆかりはないが、作品の中で北九州に言及している。今まで当館に足を運んだことのない方にも、ぜひ来ていただきたい」と期待を込めた。

 期間は10月22日から12月4日(午前9時半から午後6時まで、初日は午前10時半から)。月曜休館日。観覧料は大人700円、中学・高校生200円、小学生100円。

最終更新:9月21日(水)7時55分

産経新聞