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【DeNA】筒香の背中に「エエ音で」闘魂注入…歴代番記者が語る三浦

スポーツ報知 9月21日(水)9時8分配信

 もし今、リリーフに転向すれば…。誠実な人柄に甘え、失礼なことを聞いたと反省している。担当した2014年から投手コーチを兼任し、難しい立場だったろう。笑って、誠実に返してくれた姿が忘れられない。

 「オープン戦でリリーフカーに乗ったことがあるんやけど、ホンマに緊張するんよな…。先発とは違う緊張感。『俺には無理』って思ったもん」。カットボール、シュート、フォーク、スローカーブ…。「俺の球種では無理」と謙虚で「中継ぎの大変さが身にしみて分かる」と先発としての責任感を強くした。

 172勝のうち、救援は3勝だけ。スターターにこだわり、第一線で踏ん張ってきた。どれだけ2軍調整が続いても「勝ちたい。優勝したい」と何度も聞いた。不満なんて一切こぼさなかった。

 なぜベイスターズで? 何度も尋ねられたはずの質問にも応えてくれた。ある串揚げ店。1人で100本近く食べたあたりだろう。奈良・高田商高出身。「打倒・天理でやってきたからなぁ…」とつぶやいた。強いチームを倒す喜びがあった。「俺にとって巨人や阪神がそうやから」。FAでは条件で上回った阪神に、大阪まで出向いて断りを入れたのも、誠実さの表れだ。

 視野が広く、面倒見もよかった。ブランコやバルディリスは「ミウラビーフ」と遠征先での“ステーキ会”を楽しみにしていた。新人時代の山崎康もそうだ。阪神・上本の頭部に死球を当て、危険球退場。同郷の関本に連絡を取り、すぐに本人が電話で謝罪する機会をつくった。42歳と24歳。今年は特に、筒香のことも気にかけた。「できるだけエエ音をさせるんや」。試合前、彼の背中に手形をつけるのが恒例だったらしい。番長式の闘魂注入で、主将としてすっかり、頼もしくなった。(14、15年DeNA担当・長田 亨)

最終更新:9月21日(水)9時38分

スポーツ報知

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。