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<福島県立博物館>新選組斎藤一の写真初公開

河北新報 9月21日(水)17時19分配信

 会津地方と関係が深い新選組隊士、斎藤一(1844~1915年)の写真を紹介した展示会「初公開 斎藤一の肖像写真」が会津若松市の福島県立博物館で開かれている。30日まで。

【写真】53歳の斎藤一、家族と共に写る写真鮮明に

 新選組幹部だった斎藤は戊辰戦争(1868~69年)で旧幕府軍に従い、会津で最後まで新政府軍と戦った。戦後、会津藩士の娘高木時尾と結婚し、墓は会津若松市の阿弥陀寺にある。

 新選組の生き残りとして知られるが、史料が乏しい謎の多い人物で、これまで鮮明な写真は確認されていなかった。7月に神奈川県に住むひ孫の男性が公表し、博物館に7点を寄託した。

 このうち状態のいい写真4点と、パネル写真の複製1点を展示。パネルの現物は状態が悪いものの、53歳の斎藤が妻の時尾、2人の息子と一緒に写っている。顔立ちがはっきりと分かる斎藤単独の写真は、パネルの家族写真と近い時期に撮影されたとみられる。

 学芸員の阿部綾子さんは「斎藤は剣豪というイメージが強いが、写真からは一家庭人としての側面を見ることができる」と話す。

 観覧料(常設展料金)は一般・大学生が270円。小中学生、高校生は無料。連絡先は博物館0242(28)6000。

最終更新:9月22日(木)11時31分

河北新報