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京都文博の開館時間延長を検討 府、国博などと連携も

京都新聞 9月21日(水)22時51分配信

 京都府は21日、外国人観光客の増加に伴い、京都文化博物館(京都市中京区)の開館時間延長を検討する方針を明らかにした。現在は常設部分で午後7時半までの開館だが、週末の夜間対応を強化した国の施設とも連携し、夜も訪れることができる施設を目指す。
 この日の府議会一般質問で、森下徹文化スポーツ部長が答弁した。
 文博の開館時間は現在、常設部分が午前10時~午後7時半、特別展示部分が午前10時~午後6時(金曜のみ午後7時半まで)。府によると、外国人観光客から夜に行ける京都観光スポットを望む声があるといい、森下部長は「文化発信や『おもてなし』の視点から重要な取り組み」と述べ、開館時間拡大の必要性を示した。
 すでに文化庁は今月から、京都国立博物館(東山区)と京都国立近代美術館(左京区)で夜間開館の態勢を強化し、毎週金・土曜は午後8時までの開館としている。
 文博とこの2館、京都市美術館(左京区)の4施設は2009年、「京都市内4館連携協力協議会」を設立している。森下部長は、それぞれの施設が夜間開館の日をずらす「輪番制」のイメージも示し、「費用対効果や主催者団体との調整など課題はあるが、まず4館で協議を進め、民間施設へも広げられないか検討したい」と語った。

最終更新:9月21日(水)22時51分

京都新聞