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エアウィンザー、名牝メサイアの忘れ形見/新馬戦

日刊スポーツ 9月21日(水)9時26分配信

 良血兄弟が、同日Vを飾るか。日曜阪神5R新馬戦(芝1800メートル)で、秋華賞馬エアメサイアの子エアウィンザー(牡2、角居、父キングカメハメハ)がデビューする。同日メインの菊花賞TR神戸新聞杯(G2、芝2400メートル)には、兄のエアスピネル(牡3、笹田)が出走。この血統を熟知し、兄弟に騎乗する“4000勝ジョッキー”武豊騎手(47)も、楽しみにしている。

 今週の日曜阪神は、エアメサイアの子どもたちが大暴れしそうだ。5R新馬戦で初陣を迎えるのが、その最後の子となったエアウィンザー。先週、JRA所属馬での通算4000勝を達成した“レジェンド”武豊騎手も「楽しみな馬が出てきたね」と、クラシックを見据える素質馬だ。

 その1週前追い切りがホレボレする動きだった。同騎手を背にCウッドで楽に6ハロン88秒6-11秒9を計時すると、僚馬エルプシャフト(3歳500万)と併入してフィニッシュ。全兄エアスピネルは1年前の今頃はうるさい気性だったが、この馬はまたタイプが違うよう。「弟はすごくおとなしいね。心臓がいい」と武豊騎手は好感触。全兄は栗毛だが、ウィンザーは黒鹿毛。馬体も490キロ台と大きく、見た目はあまり似ていない。

 2歳馬らしからぬ雰囲気を前川助手は絶賛する。「うまく、きれいに体を使って走ります。やはりセンスがありますね。すごく乗りやすくて、大人びた馬。完璧だとジョッキーも言っていました。ちゃんと折り合いもつくし、スイッチも入る。何も注文がつきません」。20日も素軽い動きで坂路をキャンターし、デビューに向け順調に調整されている。

 この血統への思い入れは強い。母エアメサイアはデビューから引退まで武豊騎手が手綱を取った。05年桜花賞は4着、オークスは2着と春のクラシックは勝てなかったが、秋華賞でG1初制覇。全兄スピネルも春は悔しい結果に終わり、秋こそ神戸新聞杯→菊花賞でラスト1冠を狙う。弟ウィンザーは、その露払いの新馬勝ちを狙う。そして母や兄が果たせなかった春のクラシックどりの路線に乗る。【平本果那】

 ◆華麗なる一族 祖母エアデジャブーもオークス2着、桜花賞、秋華賞3着と活躍。その弟エアシャカールは皐月賞、菊花賞の2冠でダービー2着という華麗なる系譜を受け継ぐ。

 ◆きょうだいの同日同場V 昨年は5例。メイン絡みでは11月1日京都で、8R(3歳500万、芝1600メートル)をネオスターダムが勝ち、メインのカシオペアS(オープン、芝1800メートル)をトーセンスターダムが勝利している。

最終更新:9月21日(水)9時26分

日刊スポーツ

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