ここから本文です

前園氏が警鐘「ハリルジャパンかなり深刻です」

東スポWeb 9月21日(水)16時45分配信

 日本代表に不安あり。ロシアW杯アジア最終予選を戦うFW本田圭佑(30=ACミラン)、MF香川真司(27=ドルトムント)ら日本代表の主力選手は所属クラブでの出番が激減している。元日本代表MF前園真聖氏(42=本紙評論家)は10月の同予選イラク戦(6日、埼玉)、オーストラリア戦(11日、メルボルン)に向け万全の状態で臨むのは難しいと指摘。ハリルジャパンに警鐘を鳴らした。

 欧州でプレーしている本田、香川、FW岡崎慎司(30=レスター)、DF長友佑都(30=インテル)は今季あまり出番がありません。日本代表の主力となる選手が揃ってベンチを温めているのは、W杯アジア最終予選を考えるとかなり深刻な状況と言えます。そこには3つの不安要素が生じるからです。

 1つ目は試合に出ていないと、試合勘が鈍りパフォーマンスに大きな影響を与えます。例えば香川はマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)時代にほとんど試合に出られませんでした。その結果、日本代表でも不調が続き、2014年ブラジルW杯では10番を背負いながらもスタメン落ち。期待されながら、ふがいない結果に終わりました。

 2つ目はスタミナ面の問題。いくら真面目に練習を積んでも、実戦の90分間を戦えるかは別物です。また体力を消耗すれば集中力も低下し、ミスが増えてしまいます。6日の同予選タイ戦で本田は後半に入ると、バテバテとなり、効果的なプレーはなし。彼は昨季終了の5月から実戦でフルに戦っていません。その影響が出てしまったと思います。

 3つ目は選手たちのメンタルです。試合に出ていないことで自信を持って代表戦に臨めなくなり、プレーが中途半端になります。チーム内での発言力も低下し、試合中に、味方に指示を出す場面でちゅうちょするかもしれない。それが代表チームの中核をなす選手たちであれば、ハリルジャパンに与える影響は少なくないわけです。

 日本代表は最終予選初戦のUAE戦で敗れており、W杯出場に向け厳しい状況に追い込まれています。そんななかで“ビッグ4”と呼ばれる主力がそれぞれ不安を抱えるのは好ましいと言えません。かといって、中心選手をみんなベンチに置いてしまうと、代表チームとして機能しなくなる可能性も出てきます。

 以前にもお話ししましたが、この苦境を乗り切るには経験の少ない若手の抜てきではなく、MF中村憲剛(35=川崎)ら、国内のベテラン選手を招集し、カバーしていくのが得策ではないでしょうか。

最終更新:9月21日(水)16時45分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。