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<難民サミット>受け入れ国援助 世銀へ日本100億円拠出

毎日新聞 9月21日(水)11時45分配信

 【ニューヨーク高本耕太】安倍晋三首相は20日夕(日本時間21日午前)、国連本部で開かれたオバマ米大統領主催の難民サミットで、オバマ氏の提唱で設立された世界銀行の人道支援の枠組みに総額1億ドル(約100億円)を拠出すると表明した。首相は演説で「難民一人一人に寄り添う支援を続ける」と述べた。

 首相は19日午後(同20日未明)に開かれた「難民と移民に関する国連サミット」で、難民支援に今後3年間で総額28億ドル(約2800億円)を拠出する方針を表明している。20日の演説ではこの具体策として、難民ら約100万人を対象にした教育・職業訓練といった人材育成や、青年海外協力隊による心のケアなど難民の子供たちへの支援策を挙げた。

 また新たに、難民受け入れ国への資金援助や技術者派遣を柱とした世界銀行の「グローバル危機対応プラットフォーム」に1億ドルを拠出するとした。既に表明している最大150人のシリア人留学生受け入れに関しては、「家族の同伴を希望すれば、温かく迎える」と述べた。

 首相は「関係各国や機関が強みを生かした相互補完的な取り組みが重要」と指摘し、「脆弱(ぜいじゃく)な難民支援と受け入れ国の開発を後押しする」と強調した。

最終更新:9月21日(水)12時4分

毎日新聞