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青森県、日本海側地震で被害想定 震度6強、津波死者6900人

産経新聞 9月21日(水)7時55分配信

 県は20日、日本海側海溝型地震を想定した被害調査を公表した。県内の最大震度は6強で、津波による死者が6900人に上り、負傷者、避難者が増加すると想定した。

 地域ごとの効果的な防災対策と県民の防災意識の向上を目的に、津波浸水想定調査で採用した津波断層モデルを使って被害を想定。

 4つの断層を設定した結果、津波の第1波の到達時間を日本海側の深浦町で6分、鯵ケ沢町で15分と見込んだ。また、五所川原市やつがる市、鯵ケ沢町など5市町村で震度6強、津軽地方沿岸部、内陸部で震度6弱から5強の強い地震を想定した。

 さらに、最も被害が大きくなると見込まれる真冬の深夜に地震が起こったと想定した結果、死者数は五所川原市や西津軽郡、北津軽郡の沿岸部を中心に6900人、負傷者は4500人、建物の損壊も県全体で5万3千棟、避難者は4万2千人に上る。

 ただし、建物の耐震化や早期の自主避難によって、被害は大幅に減少すると見込まれており、県防災危機管理課では「市町村の防災対策の検討とともに、揺れを感じたらただちに逃げるという意識を持ってほしい」と話している。

最終更新:9月21日(水)7時55分

産経新聞