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<NY爆発>容疑者を訴追 イスラム過激派聖戦思想に共鳴

毎日新聞 9月21日(水)12時5分配信

 【ロサンゼルス長野宏美】米東部ニューヨークの繁華街で起きた爆発事件などで、米メディアはアフガニスタン系米国人、アハマド・カーン・ラハミ容疑者(28)が19日に拘束された際、イスラム過激派組織の聖戦思想への共鳴を記したノートを所持していたと伝えた。検察当局は20日、ニューヨークとニュージャージー両州の四つの事件で爆弾を仕掛けたとして、ラハミ容疑者を公共の場所での爆破などの罪で訴追。捜査当局は容疑者が過激思想の影響を受けていたとみて調べている。

 ニューヨーク・タイムズ紙によるとノートには中東のイエメンを拠点とするイスラム過激派組織「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)のアンワル・アウラキ幹部(2011年死亡)を称賛する記述があり、「異教徒を殺す」と書かれていた。

 アウラキ幹部はインターネットで「聖戦」を呼びかけ、過激派の予備軍に影響を与えてきた。昨年12月に14人が死亡したカリフォルニア州や今年6月に49人が死亡したフロリダ州の銃乱射事件の容疑者もアウラキ幹部の主張に共鳴していた。

 また、2年前に家庭内暴力を巡ってラハミ容疑者の父親が警察に「息子はテロリストだ」と通報していたことも判明。父親は米連邦捜査局(FBI)に息子がギャングらと付き合い、粗暴になったと告げたが、FBIはテロとは無関係と結論づけた。

 ラハミ容疑者は米国籍を取得した11年以降、頻繁にアフガンやパキスタンに渡航し、現地でパキスタン人の女性と結婚。14年にアフガンから戻ってから「宗教的になった」という知人の証言もあり、現地で過激思想に傾いた可能性もある。

最終更新:9月21日(水)12時14分

毎日新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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