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環状2号、五輪前の全通見通せず 市場問題で工程に乱れ

朝日新聞デジタル 9月21日(水)12時28分配信

 東京都の築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転が延期となり、12月に予定されていた都道「環状2号線」の築地―豊洲間(約2・8キロ)の暫定開通が事実上不可能になった。2020年東京五輪・パラリンピックまでに全線開通する予定だったが、豊洲市場の盛り土を巡る問題も浮上し、間に合うかどうかは見通せない状況だ。

【写真】移転する予定の築地市場(手前)。この跡地に環状2号線が通じ、築地大橋をわたって豊洲にいたる=東京都中央区、朝日新聞社ヘリから、竹花徹朗撮影

 環状2号線は、JR秋葉原駅(千代田区)近くから都心を半円状に進み、20年五輪の競技会場が集まる江東区有明地区に至る全長約14キロで、都が建設を進めている。このうち、終戦直後の1946年に計画された通称「マッカーサー道路」の虎ノ門―新橋間(1・4キロ)は14年に開通したが、その先の新橋―豊洲間(3・4キロ)が未開通のまま残っている。

 未開通区間の上にあるのが築地市場だ。都は当初、11月7日の市場移転を予定。移転から1~2カ月で、市場跡地に簡易な暫定道路を整備し、12月にも、すでに本体工事が完了している築地大橋を経て、豊洲大橋までを「暫定開通」させる予定だった。開通すれば、周囲の渋滞緩和や、都心と臨海部を結ぶ物流が円滑になる効果が期待された。しかし、小池百合子知事が移転延期を決め、盛り土問題が発覚。「見通しが立たなくなった」(都建設局)

 環状2号線の本線は20年五輪で新国立競技場と選手村、競技会場などをつなぐ。都は市場跡地内に地下トンネルの出入り口や、トンネルの換気所などを設け、五輪前の全線開通を目指していた。

朝日新聞社

最終更新:9月21日(水)15時49分

朝日新聞デジタル

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