ここから本文です

山奥発、夢の「空飛ぶクルマ」 豊田の廃校で実験中

朝日新聞デジタル 9月21日(水)12時54分配信

 自動車や航空機業界で働く若手技術者グループが、愛知県豊田市足助地区の山奥にある廃校を拠点に、地上や空中を自由に動ける「空飛ぶクルマ」を造ろうとしている。すでに、試作機で実験に取り組んでいる。

【写真】5分の1サイズの試作機を手に持つ中村翼さん(右端)ら「CART!VATOR」の技術者たち=愛知県豊田市、細川卓撮影

 若手技術者のグループ「CART!VATOR(カーティベーター)」は26~35歳の約20人が中心メンバー。現在の構想は、長さ2・9メートル、幅1・3メートルの車体で、1人乗りの三輪電気自動車をベースに、四隅にプロペラを上下に二つずつ取り付ける。垂直での離着陸が可能で、上空でも地上と同様、車のようにハンドルやアクセルで操縦する。高度150メートル、航続距離50キロを目標にしている。

 グループと共同研究をしている徳島大大学院の三輪昌史准教授(機械工学)は「バッテリーの性能などで技術革新が進めば、実用化も不可能ではない」と話す。

 自動車エンジニアで、グループ代表の中村翼さん(32)が「次世代の人たちに夢を提供したい」と2012年にグループを設立。「道路が使えない災害の時に救急搬送したり、渋滞をすり抜けたりするなど、自由な移動を実現する」のを目標にした。平日はインターネットのテレビ電話で互いに情報交換し、週末は廃校に集まって開発を続けている。

朝日新聞社

最終更新:9月21日(水)12時59分

朝日新聞デジタル

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。