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<ジャカルタ事件初公判>被告「M作戦」で服役 赤軍派参加

毎日新聞 9月21日(水)12時11分配信

 1986年にインドネシアの日本大使館に迫撃弾が撃ち込まれた「ジャカルタ事件」で、殺人未遂罪などに問われた元赤軍派、城崎(しろさき)勉被告(68)は21日、東京地裁(辻川靖夫裁判長)の裁判員裁判の初公判で「全くのでっちあげです」と無罪を主張した。過激派の公安事件としては初めての裁判員裁判で、判決は11月下旬の予定。

 城崎勉被告は大学在学中、最も過激とされた「赤軍派」(1969年結成)に参加。金融機関を襲撃した「M作戦」に関わったとして逮捕、起訴され服役した。77年のダッカ事件で出国した後は日本赤軍に加わり、パレスチナの極左過激派と連携してレバノンで活動していたとみられてきたが、本人は日本赤軍への参加を否定している。

 日本赤軍は赤軍派の重信房子受刑者(70)=服役中=らが71年に出国後、結成した。

 死傷者約100人を出したイスラエル・テルアビブ空港乱射事件(72年)などを起こしたとされ、現在も7人が国際手配されている。

 別の赤軍派メンバーが他のグループと71年に合流した連合赤軍は、長野県の保養所で警察と銃撃戦を展開した「浅間山荘事件」(72年)を起こしている。

最終更新:9月21日(水)14時53分

毎日新聞