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【藤田菜七子】7戦3勝に先輩女性ジョッキー宮下「菜七子マジック」と絶賛

東スポWeb 9/21(水) 18:37配信

 JRAの人気女性ジョッキー藤田菜七子(19=美浦・根本厩舎)が21日、初参戦した名古屋競馬で7鞍に騎乗し、自己最多となる一日3勝をマーク。地方通算勝利数を「8」(JRAは4勝)に伸ばした。

 6Rと9Rは逃げ切りVで、最終12Rは終始2番手をキープ。最終コーナーで先頭に立つと、2着に2馬身半の差をつけてゴールを駆け抜けた。

 この日は先月現役復帰した同競馬所属の宮下瞳(39)、木之前葵(23)による女性ジョッキー3人対決も3鞍組まれた。

 競演初戦となった8Rは、菜七子が3着、宮下が2着、木之前が8着。第2戦の10Rは、菜七子が3着、宮下が4着、木之前が7着。第3戦の11R「名古屋チャレンジカップ・ヴェスタ賞」は、菜七子が9着、宮下が5着で木之前は7着だった。

 最終12R終了後にはウイナーズサークルで、女性騎手3人による公開共同記者会見が行われた。以下、一問一答――。

 ――名古屋競馬場で走った感想は

 菜七子:乗りやすい競馬場でしたが、ほかと馬場の感じが違い戸惑いました。どのジョッキーの皆さんも優しくて、よい競馬場だと思いました。

 ――女性騎手3人が騎乗するレース。普段と比べて意識したことは

 菜七子:隣にいるときは乗り方とか、技を盗もうと思い見ていました。

 宮下:(藤田騎手が)どのように乗るのか見ていました。

 木之前:パドック出たとき、人が多いなと思いました。菜七子ちゃんがファンの方を引き寄せたのだと思いました。隣の枠のときは、菜七子騎手がどのように乗るのか見ていました。

 ――多くのファンが来場したことをどう思いましたか

 菜七子:名古屋競馬のファンに優しい言葉をかけていただいてうれしいです。

 ――女性騎手最年長の宮下騎手と最年少の藤田騎手、お互いどう意識したか

 菜七子:大ベテランのジョッキーで、私よりたくさんの経験をしていると思うので、一緒のレースに乗れて光栄です。

 宮下:パドックで「おばちゃん頑張れ」とか言われてしまったのですが(笑い)。でもまだ私も8月に復帰して菜七子ちゃんより、新人の気でいるので、菜七子ちゃんから学ぶことが多かったです。

 ――全国8人の女性騎手について

 宮下:普段よりファンの方も多い。乗っている私たちも気持ちいいです。今後もこういう機会を作っていただければよいと思います。

 ――名古屋競馬場での初勝利の感想は

 菜七子:自信を持って乗ろうと心がけた。勝った時はとてもうれしかった。乗せていただいたオーナーと調教師の先生と厩務員の方など、たくさんの人に感謝しなければと思いました。

 ――控室で女性3人で話したか

 菜七子:ばたばたしていて3人でお話しする機会があまりなくて。今後は連絡を取って、先輩方にいろんなことを聞きたいと思います。

 ――女性騎手が少ない現状について思うこと

 菜七子:もっともっと女性のジョッキーが増えてくれればと思います。目指す女の子が増えてくれればと思っています。

 ――本日の3勝の騎乗について

 菜七子:馬場もあまり良くなく、名古屋競馬場は小回り、スタートも速い馬が多かったので、積極的に前に行く競馬を心がけました。

 ――藤田騎手の騎乗ぶりの評価は

 宮下:7戦3勝は立派だと思う。馬の邪魔をせず柔らかく、マイペースで逃げた結果だと思います。菜七子マジックだと思います。

 木之前:先入観がないというか、失敗を恐れていない騎乗でいいなと思います。日ごろからこう乗っているのだなと思います。名古屋が合っていたのでまた来てほしいです

 ――ファンの方にメッセージを

 菜七子:天気も悪いなか、ご来場していただいてありがとうございます。3勝はファンの方のおかげだと思っています。また、名古屋に来たいと思います。

 菜七子にとって、この名古屋は今年3月3日に“ひな祭り”デビューを飾った川崎、高知、浦和(3月24日に一日2勝)、金沢(4月12日に一日2勝)、船橋、盛岡、園田、大井、佐賀(1勝)に続く地方競馬10場目の騎乗。最初の3Rは5着だったが、2鞍目の6Rで7月18日の佐賀8R以来となる約2か月ぶりの地方通算6勝目を挙げるなど、まさに“菜七子デー”となった。

最終更新:9/21(水) 18:50

東スポWeb

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