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三菱自動車、EV航続距離120km、総航続距離1200km以上を目指すPHEVコンセプト「GT-PHEV Concept」世界初公開

Impress Watch 9月21日(水)14時57分配信

 三菱自動車工業は9月21日、フランス パリで開催される「2016年パリモーターショー」(プレスデー:9月29日~30日、一般公開:10月1日~16日)で、独自のトリプルモーター方式のPHEVシステムを搭載した次世代クロスオーバーSUVのコンセプトカー「MITSUBISHI GT-PHEV Concept(ミツビシ・ジーティー・ピーエイチイーブイ・コンセプト)」を世界初公開すると発表した。

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「大地を疾走するグラウンドツアラー」というコンセプトから命名されたGT-PHEV Conceptは、次世代クロスオーバーSUVの最上級モデルという位置づけのコンセプトカー。

 デザインは「Functional Beauty(機能に基づく美しさ)」「Augmented Possibility(可能性を拡張するデザイン)」「Sculptured Dynamism(ダイナミズムを刻むデザイン)」「Japanese Craftsmanship(日本の匠の美しさ)」を追求したもので、フロントマスクには現在同社が推し進めているフロントデザインのコンセプト「ダイナミックシールド」を採用し、存在感のある押し出しの強いデザインとした。

 また、サイドビューでは最上級クロスオーバーSUVにふさわしい上質感と走りの安定感を表現するとともに、金属の塊から削り出したような重厚感のあるボディにより凝縮された力強さを表現しながら、細部を精巧に造り込むことによって上質なスタイリングに仕上げたという。

 インテリアはインストルメントパネルを水平基調のデザインとすることで広々とした空間としたほか、インストルメントパネルおよびこれに繋がる高いコンソールにより包まれ感のある形状とした。また、エクステリアのルーフとカラーコーディネートを図ったバーガンディ色(ワインのような深く濃い赤紫色)の本革を張り込むことで、上質で居心地のよい室内空間を目指した。

 一方、独自のトリプルモーター方式のPHEVシステムは次世代の大容量駆動用バッテリー、高出力・高効率のトリプルモーター、発電・動力性能を向上させたPHEV専用エンジンなどで構成され、力強い走りを実現するとともにEV航続距離を120km、総航続距離を1200km以上としてロングドライブを可能にしていることが特長になっている。

 また、フロントに1基、リアに2基で構成するトリプルモーター方式のフルタイム4WDと車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」によって高次元の操縦安定性を提供するほか、通信と車載カメラやセンサーで事前に得たルート・天候・路面などの情報をもとに、きめ細かい電費・燃費といった消費エネルギーマネージメントやさまざまな状況に適した4輪統合制御を行なうことが可能という。

 なお、会場では2015年の東京モーターショーで世界初公開したコンパクトSUV「MITSUBISHI eX Concept(ミツビシ・イーエックス・コンセプト)」を展示するとともに、「アウトランダー」「アウトランダーPHEV」の2017年モデル(欧州仕様)も初披露。

 アウトランダーでは、フロアコンソールのデザインを一新して内装の質感を高めたほか、歩行者検知機能を加えた衝突被害軽減ブレーキシステムやドライバーの死角をサポートする後側方車両検知警告システムなどの先進安全技術を新採用。アウトランダーPHEVでは、EV走行を優先させるEVプライオリティモードを採用したほか、アウトランダーと同様の先進安全技術を採用したとしている。

Car Watch,編集部:小林 隆

最終更新:9月23日(金)17時45分

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