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シリア人道支援車両、ロシア機が空爆の可能性=米当局者

ロイター 9月21日(水)15時40分配信

[国連/ベイルート 20日 ロイター] - 米当局者2人は20日、シリア北部のアレッポ近郊で19日に人道支援物資を載せた車両が攻撃されたことについて、ロシア機2機が空爆を実施したとの見解を明らかにした。ロシア側は関与を否定しており、両国の意見は対立している。

米当局者2人は、攻撃が起きた時間にロシアの戦闘機「スホイ24」2機が、支援物資を載せた車両の上空を飛行していたとロイターに述べた。

一方、ロシア外務省の報道官は国連で記者団に対し、米政権にはこの主張を裏付ける「事実がない」として関与を否定した。

ロシアはこれより先、車両は上空から攻撃を受けたのではなく、何らかの理由で地上で引火したとの見解を示していた。

シリア赤新月社は地元オフィス1カ所の責任者と「民間人約20人」が死亡したとしている。ただ犠牲者の数をめぐっては異なる情報も出ている。攻撃を受けて、国連はシリアでの支援物資の輸送をすべて停止した。

ニューヨークのホテルでは23カ国の高官らがシリア情勢を協議するため会合に出席し、23日に会合を再開することで合意した。ケリー米国務長官は会合後、「(停戦は)死んでいない」とした一方、エロー仏外相は「停戦合意が続く可能性があるかどうか。その質問には回答できない」と述べた。

最終更新:9月21日(水)15時40分

ロイター