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東京マーケット・サマリー(21日)

ロイター 9月21日(水)18時22分配信

<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル高/円安の101円後半。日銀の金融政策決定会合の結果発表を受けてドル高/円安の流れが強まったが、上昇が一服すると、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ム ードが強まった。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は大幅に反発した。日銀の金融政策決定会合で、マイナス金利の深掘りが見送られたことなどを背景に、銀行株など金融セクターが急伸。為替がドル高/円安方向に振れたことで、輸出大型株にも買い戻しが入った。日経平均の上げ幅が300円を超えたほか、東証全33業種が上昇するなど全面高商状となった。

東証1部騰落数は、値上がり1837銘柄に対し、値下がりが108銘柄、変わらずが32銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.061%になった。朝方からマイナス0.030─マイナス0.080%付近を中心に取引された。日銀の金融政策枠組み変更による影響はほとんど見られなかった。ユーロ円3カ月金利先物は下落。日銀がマイナス金利深掘りを見送ったことで失望売りが出た。

<円債市場> 

国債先物中心限月12月限は前営業日比44銭安の151円49銭と大幅反落して引けた。日銀が金融政策決定会合で、金融政策の枠組み変更を決定。マイナス金利幅を0.1%に維持する一方、新たに長期金利(10年最長期国債利回り)がゼロ%程度で推移するよう、長期国債の買い入れを行う方針を示したことを受けて売りが出た。12月限は一時151円04銭と9月6日以来の水準に急落した。その後はいったん買い戻しが入ったが戻り幅は限られた。

市場では、日銀操作目標の優先順位が「量」「質」「金利」から、「金利」「質」「量」に変更されたとの見方が出ているが、長期金利のコントロールなどで政策としての実効性に懐疑的な見方が出ている。

現物市場は軟調。日銀の決定を受けて、10年最長期国債利回りは一時プラス0.005%と3月11日以来のプラス圏に浮上した。また、マイナス金利の深掘りが見送られ、中短期金利も上昇した。

最終更新:9月21日(水)19時11分

ロイター