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前人未到の通算4000勝・武豊に「公営競技初の国民栄誉賞を」の声

東スポWeb 9月21日(水)21時45分配信

 日本の競馬界が誇るスーパースターの武豊(47)が、18日の阪神競馬で史上初の通算4000勝(地方、海外はJRA所属馬に騎乗した場合に限定)を達成した。4Rの3歳未勝利戦でメイショウヤクシマが1着となり、1987年3月1日のデビューから30年目の大偉業。次々と記録を塗り替えてきた第一人者はどこまで突き進むのだろうか。

 2010年の落馬負傷で落ち込んでいた勝ち星も徐々に回復し、昨年はJRA106勝。今年は51勝(18日現在)と数字的にはもうひとつだが、海外遠征が多かった。ラニでドバイのUAEダービーを制し、米3冠もフル参戦。エイシンヒカリではフランスのイスパーン賞を勝利した。中身は間違いなく昨年以上に濃い。

 引退のムードなどみじんも感じさせない記録男は「勝ちたいレースがどんどん増える。勝ってもまたすぐに勝ちたくなる」と貪欲。JRAでの通算勝利は3837勝となり「次はJRAの4000勝を。同じボードで」とジョークを交えた同騎手。順調なら来年には達成可能な記録だ。

 凱旋門賞への思いはトークショーなどで何度も口にしており、平地GI22競走で唯一、手にしていない朝日杯FS(今年は12月18日)も取りたいレースだろう。

 GI最年少勝利記録(19歳と236日=菊花賞スーパークリーク)を持つだけに、ひょっとして岡部幸雄氏のG�最年長勝利記録(53歳と361日=天皇賞・秋シンボリクリスエス)も射程圏? 開催日数の違いもあり「最多勝」(※注)には絶対に届かないが、レジェンドが狙えそうな偉業はまだ数々ある。

 この日、報道陣に囲まれた“メイショウ”の松本好雄オーナーは「とてつもない数字。前人未到、国民栄誉賞ものです。まだ頑張ると思うし、競馬界の宝物だからみんなで応援していかなくては」とファンの気持ちを代弁する。サークル内でずっと取りざたされている公営競技初の国民栄誉賞もどこかの“区切り”で現実味を帯びてくるはずだ。

※注=57歳で今年6月に引退したラッセル・ベイズの持つ世界記録は1万2842勝。日本記録は地方(川崎)の佐々木竹見氏の7153勝(地方7151勝、JRA2勝)。武豊は現在4133勝。

最終更新:9月21日(水)21時45分

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