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【イベントレポ】L.Joe(TEENTOP)、主演映画初日舞台あいさつでアピール「1人につき10人に宣伝をお願い(笑)」

WoW!Korea 9月21日(水)19時2分配信

韓国トップアイドル「TEENTOP」のメンバーで俳優業にも活躍の場を広げているL.Joeと、日本アカデミー賞新人俳優賞など多数の受賞経験のある女優桜庭ななみが初共演した映画「絶壁の上のトランペット」。沖縄・石垣島を舞台に繰り広げられる、女子大生と青年の神秘的な出会いからの恋模様、家族愛、命の重みなどが描かれた映画だ。監督は「初雪の恋」「忘れ雪」などを手掛けたハン・サンヒ。日韓合作映画に意欲的に取り組み、評価を受けてきた監督なだけに、今回の作品も大きな話題を集めた。また「浅見光彦シリーズ」他で有名な辰巳琢郎、大塚寧々など出演キャストにも実力派俳優が名を連ねた。

【画像】映画「絶壁の上のトランペット」初日舞台挨拶

 そんな同作が9月17日(土)、ついに公開となった。初日を迎え、主要キャストの桜庭ななみ、「TEENTOP」L.Joe、辰巳琢郎、久保田悠来とハン・サンヒ監督が東京・シネマート新宿にて行われた舞台あいさつに登壇した。

 広い劇場は満席で立ち見が出るほどの大盛況、キャストたちは大きな歓声に迎えられた。俳優一人ひとりが紹介されるとその度に客席から掛け声がかかり、開始早々会場は熱い雰囲気に包まれた。全身黒のスタイリッシュなファッションで登場したL.Joeは「こんにちは。ジオ役のL.Joeです。公開を迎えてワクワクしています。今日は来てくれて本当にありがとうございます」と日本語であいさつ。

 今回の作品でセリフがすべて日本語だったL.Joeは、外国語での演技について「当然のことながら難しかったです。とにかく何が何でも撮影の日まで日本語をしっかり覚えようという気持ちでした。それでなんとか撮影を無事に終えることができました」と振り返った。また映画の中で印象に残るシーンを聞かれると「桜庭さんを自転車の後ろに乗せて走るシーンです。二人ともとてもきれいに撮られていてうれしいです」とコメント。自転車をこぎながらのシーンは難しかったのでは? という質問には「桜庭さんは軽かったから…(笑)」と話し、笑いを誘った。

 桜庭ななみは心臓移植を受けた少女という役どころについて「何か一つ欠けているというか、寂しいものがある女の子だったので、その部分を意識しながら演じるのが難しかったですが、魅力的な役を演じることができてよかったです」と笑顔で語った。またL.Joeから韓国語を教わったといい、そのうちの一つに「チョルリョヨ」(=眠いです)を挙げた。撮影現場で眠かったのかと聞かれるとL.Joeは「監督がハードなスケジュールを組んでくれたので…」とユーモアを交えて話すと監督も「おかげさまで助かりました(笑)」と答え、二人の息の合ったやり取りに再び会場は笑いに包まれた。

 また劇中で桜庭ななみを追いかけて石垣島までやって来るコウイチを演じた久保田悠来は、劇中の爽やかな印象とはかなり異なった、髭を生やしたダンディな姿で登場して注目を集めた。自身の役柄について「どこまでもひたすら追いかけるということで…桜庭ルパンを追いかける銭形警部のような感じですよね」と述べ、会場の笑いを引き出した。
さらに桜庭ななみから「久保田さんは幸せなオーラを持っていて…(笑)一緒にいてなんか笑えてくる(笑)」と言われると会場は爆笑に包まれた。

 これまで数々の作品に出演し、同作で桜庭ななみの叔父を演じた辰巳琢郎は「日韓合作映画はこれが初めてでした。でも韓国語というと“サランヘヨ”くらいしか知らないので(笑)どうやって撮影するのかなと思っていたんです。でも、監督は日本語を話せますし、とても優しくて熱い方でした。撮影中なかなかOKが出なかったんですけど(笑)、だけどその時間が嫌でなく、幸せな感じがありました」と笑顔を見せた。そして劇中で辰巳琢郎演じるイチロウと暮らす幼女のまりを演じた少女は、なんと石垣島に住む全くの素人の女の子であったことを明かし、「それでもオーディションで選ばれた子なので、やっぱり光るものを持っていました。一緒にやっていくうちに可愛くなって、別れるのが寂しかったです。今でも彼女が僕にしがみついてくる感覚は覚えています」と思い出を語った。

 最後のあいさつでL.Joeは「今日は来てくれて本当にありがとうございました。ここにいらっしゃる皆さんがお一人につき十人の方に宣伝をしてくれたらとても大きな力になると思います(笑)ありがとうございます」と映画のPRも忘れなかった。

 桜庭ななみは「この映画が完成してとても幸せです。L.Joeさんもすごく一生懸命演じて下さって、演技で助けて下さった辰巳さん、久保田さんにもすごく感謝しています。短い時間の撮影期間でしたが、何よりこのような温かい作品を作ってくださった監督に感謝しています。温かいスタッフの皆さんに囲まれて撮影ができたので、このような作品ができたと思います。そんな温かい映画がたくさんの方に届くといいなと思います」と感慨深く語った。

 最後にハン・サンヒ監督は「映画は一人ではなく皆で作るものです。これからもこの映画と俳優たちを応援してください」と締めくくった。監督は来年に2作ほど日韓合作映画を企画していることも明かし、さらなる期待が集まった。

 沖縄の石垣島を舞台に、美しい自然の中で温かく感動的ながらも、予想もしなかった展開に驚かされる「絶壁の上のトランペット」。劇場でぜひその世界を確認してもらいたい。

最終更新:9月21日(水)19時2分

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