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<国語世論調査>スマホで絵文字 (笑)の表現 幅広く浸透

毎日新聞 9月21日(水)19時41分配信

 ◇文化庁 SNS普及で第3の言葉「打ち言葉」浮上

 パソコンやスマートフォンの普及で、笑顔や泣き顔などを表す絵文字や、(怒)(汗)といった感情を表す新しい表現が幅広い世代に浸透していることが、文化庁が21日発表した2015年度「国語に関する世論調査」で分かった。

 文化庁は「情報端末を介したコミュニケーションは、対面に比べて自分の気持ちが正確に伝わらないという心配があり、言葉を補うために使われているのではないか」と推測している。

 調査は国語に関する国民の意識や理解度を調べるため、1995年度から毎年実施。今年2、3月、全国の16歳以上の男女3589人を対象に面接方式で調査し、54.6%にあたる1959人から回答を得た。

 今回初めて絵文字や記号を使った表現について質問し、絵文字を「使うことがある」と回答した人は56.1%▽「見たことはあるが使うことはない」29.0%▽「見たことがない」12.7%--だった。男女別では、使うことがある割合は女性(67.6%)が男性(43.7%)より多く、特に40代以下の女性は90%台に上った。

 (笑)(怒)などの感情表現を「使うことがある」と回答した割合は男性32.9%、女性45.1%で全体では39.3%。「見たことはあるが使うことはない」は全体の37.9%だった。

 絵文字を使う理由(複数回答)は「気持ちをより分かりやすく伝えるため」が72.6%、「相手への親しさを表すため」が49.0%で「入力の手間を省くため」も24.0%あった。

 文化庁によると、無料通信アプリ「LINE(ライン)」などソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及で短い文章が増え、絵文字などを使った短文は従来の「話し言葉」「書き言葉」に加えて「打ち言葉」とも呼ばれている。【佐々木洋】

最終更新:9月21日(水)23時6分

毎日新聞

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