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もんじゅ、ほとんど動かず1兆円 維持に年200億円

朝日新聞デジタル 9月21日(水)22時14分配信

 廃炉に向けた見直しが本格化した高速増殖原型炉「もんじゅ」。「夢の原子炉」と期待されながら、相次ぐトラブル・不祥事で迷走し、ほとんど動かすことができずに20年以上が過ぎた。世界の変化に取り残され、組織が抱える問題も解消できないまま、終わりを迎えようとしている。

【写真】ナトリウム漏れ事故後、報道陣に公開された「もんじゅ」の配管室。床にはナトリウム化合物が積もっていた=1995年12月、代表撮影


 もんじゅに巨費を投じてきたことについて、財務省幹部は「泥沼どころか、アリ地獄」と嘆いた。かつての「夢の原子炉」は、いまや税金を無駄遣いする象徴的な存在だ。

 運営する日本原子力研究開発機構によると、もんじゅの事業費(予算)は2016年度までの累計で1兆410億円(建設費5886億円、運転・維持費4524億円)。いまは運転もしていないのに、毎年200億円前後の維持費がかかっている。

朝日新聞社

最終更新:9月21日(水)22時45分

朝日新聞デジタル

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