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<卓球>福原「東京」目指し現役…台湾選手と結婚報告

毎日新聞 9月21日(水)19時56分配信

 卓球のリオデジャネイロ五輪女子団体銅メダルの福原愛(27)=ANA=は21日に東京都内で開かれた結婚報告の記者会見で、「後輩のためにも新しい道を切り開きたい」と述べ、結婚後も2020年東京五輪の日本代表を目指して競技を続ける意向を示した。

 福原が卓球台湾代表、江宏傑(27)との結婚の決め手に挙げたのが相手の理解。「彼は私がどんな選択をしても必ず応援してくれると言ってくれた」と振り返る。だからこそ福原は「(3歳から始めた)卓球は24年間続けてきたので『軸』がある。夫婦としての『軸』を固めてから卓球に戻りたい」と述べ、当面は欧州でプレーをする江宏傑に同行するなど新たな家庭を築くことに専念する。

 リオ五輪ではフェンシングの佐藤希望(大垣共立銀行)ら結婚、出産を経て活躍する女性アスリートも見られたが、まだ少数だ。福原は「女性アスリートはどこかで夢を諦めるというか、競技活動が狭まると思っていた」と話した。

 福原は復帰時期について「あせらず、彼と向き合いながら決めたい」と述べた。左手にはめた指輪は卓球をモチーフにしたもので、「卓球は私たち共通のもので、私たちを結びつけたもの」と強調。江宏傑は「機会があれば挑戦したい」と混合ダブルスでの大会出場にも意欲を見せた。日本の女子卓球界のパイオニアは国境を超えて、新たな選手像を模索する。【田原和宏】

最終更新:9月21日(水)20時13分

毎日新聞