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<代々木競技場>「世界遺産に」著名建築家ら推進団体結成

毎日新聞 9月21日(水)20時18分配信

 ◇「代々木屋内競技場を世界遺産にする会」

 世界的な建築家、丹下健三(1913~2005年)が設計した国立代々木競技場(東京都渋谷区)を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録しようと、著名建築家らが21日、推進団体「代々木屋内競技場を世界遺産にする会」を結成した。東京都内で会見した、代表の槙文彦さん(88)や20年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場をデザインした隈研吾さん(62)らが「世界遺産にふさわしい名建築」と訴えた。

 64年の東京五輪のために建設された同競技場は第1、第2体育館で構成される。いずれも当時画期的な「つり屋根構造」を採用し、視界をさえぎる柱がないダイナミックな空間を実現した。現在は各種スポーツ競技やイベント会場に利用され、20年東京五輪ではハンドボール、パラリンピックではバドミントンと車いすラグビーが行われる予定。

 同団体は今後、所管するスポーツ庁に協力を呼び掛け、シンポジウムなどを開催し、登録に向けた機運を盛り上げていく。同五輪までの登録を目指すが、まずは前提条件になる国の重要文化財への指定が課題だ。【永田晶子】

最終更新:9月21日(水)20時32分

毎日新聞