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「ら抜き」初の多数派=「見れた」「出れる」―国語世論調査・文化庁

時事通信 9月21日(水)17時5分配信

 いわゆる「ら抜き言葉」のうち「見れた」「出れる」を使う人の割合が、正しい使い方である「見られた」「出られる」を上回ったことが21日、文化庁の2015年度「国語に関する世論調査」で分かった。

 ら抜き言葉については1995年度から5年に1回調査しているが、使用が多数派になる言葉が出たのは初めて。

 調査は今年2~3月、全国の16歳以上の男女に面接方式で実施。1959人から回答を得た。

 ら抜き言葉と正しい言葉のどちらを使うか聞いたところ、「見れた」を選んだ人が5年前より1.2ポイント増の48.4%、「見られた」は3.0ポイント減の44.6%。「出れる」は1.1ポイント増の45.1%、「出られる」は3.7ポイント減の44.3%だった。それぞれ「どちらも使う」の6.5%、10.2%を含めると、ら抜きを使う人が過半数となった。

 「食べ(ら)れない」「考え(ら)れない」は正しい言葉を使うと答えた人の方が多かったが、「来(ら)れる」はら抜き44.1%、正しい言葉45.4%と伯仲し、両方使う人も9.8%いた。 

最終更新:9月21日(水)18時13分

時事通信