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17年の世界成長3.2%に減速=英は大幅引き下げ―OECD予測

時事通信 9月21日(水)18時6分配信

 【パリ時事】経済協力開発機構(OECD、本部パリ)は21日発表した世界経済見通しで、2016年の世界全体の国内総生産(GDP)伸び率が2.9%、17年は3.2%と、6月の前回予想からそれぞれ0.1ポイント引き下げた。

 英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う先進国景気の減速が主因。

 英国はEU離脱決定の影響が16年は軽微にとどまるものの、17年には本格的に表面化するとして、前回から1ポイント低い1.0%に大幅下方修正。離脱後も安定した経済成長を続けるには「貿易の新ルールをめぐるEUなどとの交渉が極めて重要」と指摘した。

 日本については「円高で輸出が抑えられる半面、消費税率引き上げ延期や政府支出の増加が景気を下支えする」と分析。16年は前回より0.1ポイント低い0.6%と予想した一方で、17年は0.3ポイント引き上げ0.7%と見通した。

 独仏などユーロ圏は英離脱決定の余波を受ける形で、17年は0.3ポイント低い1.4%に減速。中国は16年が6.5%、17年が6.2%と前回予想をいずれも据え置いた。 

最終更新:9月21日(水)18時28分

時事通信