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<プロ野球>大谷、気迫の8回1失点…日本ハム首位奪還

毎日新聞 9月21日(水)22時16分配信

 ○日本ハム2-1ソフトバンク●(21日・ヤフオク)

 満を持して上がった大一番のマウンドで、日本ハムの大谷が踏ん張った。自己最速にあと1キロに迫る163キロも、変化球も、持てるすべてを駆使する。気迫あふれる投球で、ソフトバンク打線を8回1失点に牛耳った。

 立ち上がり、大谷の球は荒れていた。二つの四球で1死一、二塁。だが、4番・内川を160キロで詰まらせ、二ゴロ併殺打で危機を脱した。

 相手が直球に狙いを定めてくるのは百も承知。序盤は普段より変化球を多めにし、160キロの幻影を使う。走者を背負いながら、的を絞らせなかった。

 五回は先頭の今宮に右前打され、続く細川の投前バントを大谷は二塁へ悪送球。自らのミスで無死一、三塁のピンチを招いた。1死後に本多に右前適時打を浴び、なおも1死一、二塁。厳しい場面でも、中村晃を161キロで二ゴロ、内川をスライダーで遊ゴロとし、追加点を許さなかった。回を重ねるごとにギアを上げ、三振を奪っては雄たけびを上げた。

 栗山監督からは「チームを優勝させろ」とだけ求められている。登板日に指名打者制を解除して打席に入るのは7月3日以来7試合目。「8番・投手」で臨んだ大谷が、底力を見せた。【江連能弘】

最終更新:9月21日(水)22時16分

毎日新聞

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