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<バドミントン>山口茜、ショット健在…ヨネックスOP

毎日新聞 9月21日(水)22時22分配信

 バドミントンの世界トップ選手が集まるスーパーシリーズのヨネックス・オープン・ジャパン第2日は21日、東京体育館で各種目の1回戦があった。リオデジャネイロ五輪女子シングルス銅メダルで世界ランキング3位の奥原希望(日本ユニシス)は、同22位のリネ・ヤエスフェルト(デンマーク)に2-0で快勝した。リオ五輪ベスト8で世界ランキング11位の山口茜(再春館製薬所)は、同34位の葉※延(香港)にストレート勝ち。リオ五輪男子ダブルス8強の早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)もデンマークペアを2-0で降した。リオ五輪女子ダブルス金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(同)は第1シードで22日の2回戦から登場する。(※は「佩」の「にんべん」を「おんなへん」に)

 ◇淡々と完勝

 リオ五輪の激戦から約1カ月。山口らしい緩急自在のショットは健在だった。前後左右に揺さぶられた格下の相手選手が尻もちをつくほど。21-13、21-14での完勝にも「ミスが多かったが、それなりの点数で勝ててよかった」と淡々と喜ぶ様子も山口らしかった。

 五輪では元世界王者を破るなど納得の試合ができた。準々決勝で奥原希望(日本ユニシス)に敗れたが、技術でなく体力の差だと分かっている。帰国後は周囲から「のびしろがある」と言われ、成長への手応えも得た。

 メダリストはテレビ出演が相次ぐ一方、山口は行事や取材を最小限に。9月上旬の全日本社会人選手権では珍しく女子ダブルスに出て4強に入った。テレビカメラの前で話すことが苦手な山口は、マイペースに練習を継続できたことに「メダルを取らなくてよかった」と本心から話す。

 五輪にこだわりはなく、「世界で1位になるなら、五輪でなくていい。もっと勝てるようになりたい」と話す。今大会をその第一歩とする。【小林悠太】

最終更新:9月21日(水)22時22分

毎日新聞