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小池知事との対立回避=若狭氏擁立、挙党態勢が課題―自民

時事通信 9月21日(水)19時19分配信

 自民党が衆院東京10区補選で、小池百合子東京都知事に近い若狭勝衆院議員の擁立を決めたのは、来年の都議選をにらみ、小池知事との対立を回避するのが狙いだ。

 しかし、先の都知事選で党方針に反した若狭氏に対し、党東京都連内の反発は依然くすぶっている。党執行部にとっては挙党態勢の構築が課題となる。

 自民党の調査で、若狭氏は東京10区補選に立候補予定の他候補を大きくリードしている。ただ、同選挙区内で実動部隊となる豊島、練馬両区区議7人に対し、都連は都知事選に関して10月末までの離党を勧告しており、どこまで足並みがそろうかは不透明。都連は、補選での活動に応じて処分を緩和する構えだ。

 執行部は、若狭氏への不満を和らげるため候補選定で公募を採用したが、都連内からは「筋が通らない」「心から応援するか、心を入れず応援するかは分からない」といった声も漏れる。このため、若狭氏が都連側に謝罪して「手打ち」とする案が取り沙汰されている。

 小池氏が立ち上げる政治塾の行方にも、執行部は神経をとがらせている。小池氏が発掘した候補を都議選に擁立するとの懸念が拭えないためだ。古屋圭司選対委員長は21日の記者会見で「(都連との関係について)しっかり修復作業をしていく」と述べ、態勢立て直しに全力を挙げる考えを強調した。 

最終更新:9月21日(水)19時24分

時事通信