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一瞬の勝機逃さず=豪栄道、初Vへ加速-大相撲秋場所11日目

時事通信 9月21日(水)20時8分配信

 豪栄道は一瞬の隙を逃さなかった。稀勢の里の突き放しを「あまり考えていなかった」と振り返ったように、押し込まれて足が俵にかかった。左に回り込んだ際にバランスを崩したが、低い体勢は保ったまま。顔を張ってがら空きになった懐に飛び込み、一気に走って渡し込んだ。

 初賜杯を抱くためには落とせない。稀勢の里も綱とりへ後がない状況で迎えた大一番。「必死でした。よく動けたと思う」と豪栄道。4連敗中だった難敵からの白星にも、表情一つ変えずに語った。土俵下の二所ノ関審判部長(元大関若嶋津)も「力がついてきた」とうなる内容だった。

 大関13場所目だが、過去に2桁白星を挙げたのは今年の春場所だけ。先輩大関、稀勢の里の陰に隠れがちだったが、今場所は主役の座を奪った格好だ。「大きい歓声の中で相撲が取れてありがたい」。終盤で勝ち越すのがやっとだった以前とは、館内の声援も違って聞こえる。

 日馬富士が敗れる波乱もあり、後続と2差が開いた。初優勝へ願ってもないチャンス。「まだ4日ある。あまり考えずに、その日の一番に集中したい」。先は見ない。12日目結びの鶴竜戦へ気持ちを高めた。

最終更新:9月21日(水)20時15分

時事通信

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。