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シャープ社長「下期に黒字化」=旧本社地区ビルは買い戻し

時事通信 9月21日(水)21時0分配信

 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で経営再建中のシャープの戴正呉社長は21日、従業員向けにメッセージを出した。2016年度下期(16年10月~17年3月)の計画策定に着手しており、「全社黒字化を達成すべく、取りまとめを進めている」と表明。下期の黒字化実現を目指す考えを明らかにした。

 シャープの16年4~6月期連結純損益は274億円の赤字だった。鴻海グループは8月にシャープの買収手続きを完了。戴社長は「鴻海との戦略提携が本格スタートする下期の結果が、シャープ再生の行方を左右する」と強調した。

 またシャープは21日、16年3月に売却した大阪市阿倍野区の旧本社地区にある田辺ビルを買い戻すことで、売却先のNTT都市開発と一致したと発表した。月内の契約締結を目指す。シャープは田辺ビルや近接する旧本社ビルを売却した上で、賃借しており、本社は7月に堺市に移転した。 

最終更新:9月21日(水)21時0分

時事通信